■blog vol10:ぷらぷらのお野菜紹介 ロメインレタス

京都洛西にて農薬不使用などこだわり栽培のお野菜、切り花を生産販売しております、PlantsPlanetぷらぷら 広報担当の嫁です。
嬉しいことにですね…とうとうお客様からブログのネタご要望を頂けるまでになりました。(ひゃっほーい♪)ありがとうございます!ということで、今日は「ロメインレタス」について。


ロメインレタスとは?

何やら聞いたことのないカタカナのレタス…しかも丸くない!やたら細長い!一見白菜??なんじゃこりゃ満載のレタスですが、原産はエーゲ海のコス島なんですって。「romaine=ローマの」という意味でローマ時代から食べられていたからとか、名前の由来は諸説あるようですが、今では世界規模で育てられておりアメリカでは主流のお野菜だそうです。別名はコスレタス。焼肉に巻いて食べるあの「チシャ菜」の仲間です。

お味はというと味は白菜とレタスを足して2で割ったような感じです。くせもないし、苦味もなく玉レタスよりシャキシャキとした食感が楽しめます。生食だとシーザーサラダなどに刻んで入れられたりしています。レタスと違ってしっかりした歯ごたえがあるので、チャーハンなど火を通す料理にも合います。うちはお味噌汁に入れたり、お浸しにして食べたりしてますが、これが癖になる旨味があるんですよ。茹でるとしんなりとして柔らかな舌触り。日本で有名になったのは、某マヨネーズ会社のCMでロメインレタスをマヨネーズで炒めて食べる紹介があった頃からでしょうか。マヨ炒めもおいしいですよー。生だとボリュームがあるけれど、熱を加えると結構かさが減ってすんなりペロッとレタス1玉食べれちゃいます。ぜひ加熱調理にもトライしてください。

育て方について

ぷらぷら畑では晩秋に種まきをし、年明け早々に本葉が3~4枚ついたひょろひょろの苗を植えました。厳寒の折で苗もなかなか育たずこんな状態で植え付けして大丈夫かしらと思っていた矢先に結構な寒波にあたってしまい、苗たちは一気にうなだれて・・・。

今年はダメだったかぁと思っていたのに、3月頃から急にぐんぐんと葉っぱが展開しはじめました。モンシロチョウが飛び始める4月前には立派な株に育ってくれて、収穫時には白菜と変わらない大きさのものも。喜びひとしおでした。

うちの畑は植え付け時以外、水やりを基本しません。自然に任せた姿で育ってもらってます。植え付けた周りの雑草たちがある程度の保水、防寒の役目をはたしてくれているようです。肥料も植え付けの際に、植物堆肥(京都近郊の造園屋さんで出た樹木を集め発酵させた良質な堆肥)、油粕(遺伝子組み換えでない菜種の搾りかすを発酵させた植物肥料)、おから(近くの老舗お豆腐やさんから乾燥おからを購入)を混ぜたものを畝の上に施しただけで、追肥なしです。

窒素肥料が多いとアブラムシが出やすいですが、うちは天敵のヒラタアブたちが相当な数いるおかげか今年はその影響も少なかったです。ご家庭で育てられる場合は、窒素肥料のあげすぎにご注意くださいね。


実食レシピご紹介

ロメインレタスに関しては本当に結構万能で使えちゃうのでどんな料理にもおススメではありますが、なんちゃってガパオライスはいかがでしょうか。

【なんちゃってガパオライス】

(材料)2人前・ロメインレタス…葉っぱ5~10枚・玉ねぎ…中サイズ1/2個・木綿豆腐…1/2丁~1丁・にんにく…1片・しょうが…すりおろし小さじ1・ごはん…炊けたものお茶碗2杯分・醤油、塩、胡椒、オリーブオイル、マヨネーズ…各々適量・卵…2個

①にんにくはみじん切り、玉ねぎは粗みじんにする。ロメインレタスは芯の部分を粗みじん、葉の部分はざく切りする。②フライパンにオリーブオイルとニンニク、塩、胡椒を入れ火が通るまで炒める。③しょうが、玉ねぎ、ロメインレタス、荒くつぶした木綿豆腐を②に投入し火が通るまで炒める。④別のフライパンで目玉焼くを作る。⑤お皿にご飯を盛り付け、上に③とざく切りしたロメインレタス、目玉焼きを盛り付ける。⑥お好みで醤油、マヨネーズをかけて出来上がり。他にトッピングできのこやチーズ、人参など温野菜、パセリなどどうぞ。
ぷらぷら家はお肉、お魚を普段食べないのですが、スパイスや調味料で充分旨味が引き立ち満足の一皿になりますよ。

このブログは日々のわちゃわちゃしたワタクシの奮闘をあれやこれやと綴っておりますが、読者様から「こんな話どう思う?」とか「あの野菜の食べ方教えて!」とかブログネタを頂けると、もうそれはウキウキしながら綴りますので、宜しければお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。(時間がかかったり、お応え出来ない場合もありますがご了承頂けますと幸いです。)

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